地区社会福祉協議会とは
地区社会福祉協議会(以下、「地区社協」という。)とは、地域の福祉課題の解決に向け、それぞれの地域特性を生かしながら、地域住民が中心となって様々な活動を行っている任意団体です。那須町内には、17地区の地区社協があります。
主な活動として、小地域福祉活動計画の推進、ふれあいルーム(高齢者サロン)、地域見守り支援事業、高齢者と児童・生徒を含む地域交流事業などを実施しております。
生活支援体制整備事業
生活支援体制整備事業とは
平成27年(2015年)の介護保険法改正で、生活支援体制整備事業という事業が始まりました。「高齢者の地域における自立した日常生活の支援及び要介護状態となることの予防又は要介護状態等の軽減若しくは悪化の防止に係る体制の整備、その他のこれらを促進する事業」(介護保険法第15条の45第2項第5号)と記載されております。
つまり、この事業は、高齢者の方々が地域で安心して暮らしていけるように、地域の助け合い、支え合いの体制づくりを推進していきます。
現在、全国の市区町村でも、地域の支え合いを話し合う場「協議体」と「生活支援コーディネーター(SC)」を設置し、どのようにして助け合い、支え合いを広めていくかを話し合っています。
協議体とは
那須町では、町全体での話し合い「第1層協議体」及び町内4地区ごとの話し合い「第2層協議体」が始まっています。
なすあった会(那須町生活支援体制整備協議会)
地域住民、民生委員・児童委員、NPО法人、ボランティア団体、介護事業所などの多様な方々が集まり、『自分らしく生きられるまち:いつでも集える場所があり、見守り合いながら、困ったときには助け合える仲間がいて、みんながいきいきと活躍できる』という目指す地域像を掲げ、「こんな活動があったらいいな」や「こんな地域にしたい」を話し合う場(第1層協議体)があります。
あったかい座談会
町内4地区(高原・那須・芦野・伊王野)ごとに分かれ、参加者と関係職員が各地区で自分たちでもできる助け合い、支え合い活動について話し合い、取り組みが生まれております。
取り組み内容については、広報紙「なすはあった会よ」第4~第6号をご参照ください。
生活支援コーディネーターとは
高齢者の生活支援等サービスの提供体制の構築に向けて、生活支援コーディネーターを配置し、地域資源の開発やネットワーク構築、ニーズと取り組みのマッチングなどの業務を行うことで、高齢者を支える地域の支え合い体制づくりを推進しています。
那須町では、町全体を担当する第1層生活支援コーディネーター(第1層SC)、町内4地区ごとに担当する第2層生活支援コーディネーター(第2層SC)を設置しています。
第1層SCは、町レベルにおいて全域への生活支援サービスの開発や普及、基盤整備を推進する役割を担います。第2層SCは、4地区ごとに生活支援サービスの立ち上げ支援や団体間の連携、協働を促進する役割を担います。